平素はシーファイブインターネットサービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
昨今、東京都内でご導入頂いておりますインターネットサービスにおいて通信速度が低下するという現象が発生しております。
ここでは速度低下の原因についてご説明いたします。
ご利用のお客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
シーファイブのインターネットサービスはNTT東西が敷設した光ファイバー網(NGN網)を使っています。(※1)
一般的にインターネットに接続するにはPPPoEという接続方式を利用します。
この接続方式は、NGN網からプロバイダ設備との間に網終端装置と呼ばれるNTT東西の設備が設置されています。
(※1)一部サービスを除きます。
速度低下の原因は様々ですが、当社インターネットサービスで発生しております原因のほとんどが
網終端装置の混雑によるものです。
NTTは複数の網終端装置を設置し分散することで通信を行っています。
しかし、網終端装置が処理できる通信量には限りがあり、1つの網終端装置に対し通信が
集中してしまうと混雑(輻輳)が発生してしまいます。
この網終端装置の混雑は高速道路の混雑に似ています。
道路で例えると、道路=光ファイバー網、料金所=網終端装置、目的地=インターネットとなります。
料金所(網終端装置)で混雑してしまうと目的地(インターネット)に辿り着くのが遅くなってしまいます。
インターネットへの接続サービスは大きく分けて2つに分類されます。
契約された通信帯域を確保し必ず通信できるという保証がされたサービスです。
確保された通信経路は契約者だけ利用できるため数十万円以上の非常に高価なサービス料金です。
主な利用ユーザーは企業(サーバーなど)です。
確保帯域 | 参考価格 |
---|---|
1Mbps | 月額100,000円 |
10Mbps | 月額220,000円 |
100Mbps(上りのみ) | 月額540,000円 |
最高の環境下(理論上)では契約された通信速度で接続出来るサービスです。
世間一般的なインターネット接続サービスはこのベストエフォート型サービスです。
通信経路をたくさんのユーザーで共用することによりサービス料金がとても安価です。
当社のインターネット接続サービスもベストエフォート型接続となります。
これらを踏まえた上で、シーファイブでは下記対策を講じています。
1.NTT及び上位プロバイダへの網終端装置増設の依頼
2.より良い通信経路の選定
3.アブユーザー(他ユーザーの利用に悪影響を与えるユーザー)の帯域制限
以上