これは、東北のパフェ斬り屋「tomo-ki」氏が
青森の伝説のパフェ、「パフェ野郎」に相対した結果を
レポートとしたものである。
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パフェ斬りin青森っ!
2001年8月16日
企画発案者&スポンサーのtomo-ki、
甘いものが大好きなS氏、
誘われてやって来たデジカメ提供者のI氏。
この3人がとあるパフェ店を訪れる。
この店に来た理由は唯一つ、
「パフェ野郎」を倒す事である。
店内に入り、メニューをとる。
「パフェ野郎」
それはメニューに写真がない幻のパフェ。
「食い切ったら代金要りません」
なんてのはなかった。
どうやら噂にすぎなかったようで残念だった。
メニューの端には「早食い記録」とあり
この「パフェ野郎」を19分で食べた人の名前と日付がある。
I氏「この記録、92年から更新されてないじゃん・・・。」
tomo-ki「それほどスゴイってこと?」
今回このパフェに挑むS氏も動揺が隠せないようだ。
それほど奴はスゴイのか。
不安を胸にパフェ野郎を1つオーダーし
待つこと30分、
ついに奴は現れた。
I氏「・・・」
S氏「・・・」
tomo-ki「で、でかっ!(笑)」
で、でかいですよ、澁海さん!
びっくりびっくパフェ程ではないですが
でかぁ!
後の人まで指さしてるしっ!
そう、店内はこのパフェがでるやいなや
皆コイツに釘づけである。
こんなモノを食うのかとS氏をちょっと心配に思う。
しかし後戻りはできない、
S氏は気合を入れてスプーンを手に取った。
先にトップにある
コーン、チェリー、生クリームを
受け皿にわけ、
まわりの生クリームを食べ始めた。
サイドの生クリームを食べ切った頃になると
三食アイスの抹茶は溶け始め
ダラダラとこぼれていく。
I氏がアイスも分けたらどうかと提案。
助言通り皿へ分け始めたのだが、
S氏「このチョコアイス、tomo-kiの分ね。」
早くもギブかよ!!
tomo-ki「早すぎだって!自分で食えよっ。」
I氏「始めて10分も経ってないじゃん。」
S氏「ヤバイ、ヤバイ。無理無理無理無理。」
早くも企画失敗。(笑)
こーなったら3人で食うしかない。
さっき皿に分けたチョコアイスを食い、
I氏は抹茶アイス、イチゴアイスを食べた。
tomo-ki「残りは全部食えよ、最初は一人で食う約束だったんだから。」
I氏「最初に皿にわけたのもあるしな。」
だがS氏の様子がおかしい。
S氏「中からコーンフレークがでてきた・・・。」
あのグラスの中にフレークが入ってたのだ。
生クリームでダメージを受けている
彼にとっては少し追い打ちをかけられたようだ。
けど、頑張れ。
金出すのは俺なんだから。
しかし更に追い打ちをかける出来事がっ!
S氏「生クリームがマズイ。」
そう、ホントに生クリームがマズかった。
おいしかったら食べるのも頑張れるが
マズイとなると話は別となる。
けど、頑張れ。
金出すのは俺なんだから。(笑)
生クリームに苦戦すること約10分、
パフェというよりシェイクになってしまった。
S氏「もーダメ、食えないっ!」
グラスの半分位を食ったところで
とうとうマジギブアップをしたのだった。
I氏「でもあとちょっとだよ?頑張ったら?」
S氏「ダメダメ、もー上半身が変な感じだから。」
確かにあれだけ食べるのは大変な事だ。
チョコアイスを食べただけでも強烈な甘さだったのだから、
生クリームにバニラアイスとなると
味も量も凄まじかっただろう。
彼がこれほど食べたのに敬意を表したい。
だが、残り後少し。
企画発案者という事もあり
少々責任を感じ、俺は彼の後を引き継いだ。
けど、このシェイク状態をどう倒すか、
やっぱストロー・・・しかないか。
ごくごくとパフェを飲む。
なかなか減らない。
更に飲む。
全然減らない。
tomo-ki「な、なんだこれ、全然減らない。」
恐ろしい程に重たいシェイクを飲んでいる感覚だった。
吸っても流れてこないような。
だが負けるわけにはいかない、完食せねば。
頑張って吸うこと約5分
やっとパフェ野郎を倒した。
企画は倒れたものの、
完食の目的は達成されたのだから
澁海さんも邪道行為の数々を
許してくれるに違いない。(そうか?)
結果的には敗北なのだが。
レジへ行き会計を済まそうとしたその時、
おもいもよらぬモノが目に飛び込んだ。
「パフェ野郎1万円あります。」
1万円!?
今回挑戦したのは2000円のパフェ野郎。
単純に考えて・・・5倍の量!?
写真を見る限りではかなりかなりデカイ。
そんなパフェがあっていいのだろうか・・・。
tomo-ki「あの、この1万円のパフェって食った人いるんですか?」
店員「いますよ、地元の大学生10人位で食べてました。」
素人じゃ手におえません、
澁海さん是非こちらへいらしてください。
そして1万円のパフェをっ!(笑)
最後に有難う
頑張って食べてくれたS氏。
デジカメ貸してくれたI氏。
お店の中は写真撮影禁止でした。
店長さんスイマセン。
(一万円パフェは要予約でした)
以上
パフェ斬りin青森っ!
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ちなみにこの「パフェ野郎」の映像を見たときの澁海の第一声は
「どうやってこの形状を維持してるんだ?!!(汗)」
であった。
・・・・・・・
どう考えたって、アイス落ちるだろ、この形状だと。