第五章 実体験「私はパフェの愛に救われた・・・」


パフェはその味もさることながら
その食の持つやさしさ、温かさによって
心が救われた人間も少なくはない。
ここではその実体験を報告しよう。

報告例1 高階夕菜さん(25歳 結婚1年)
「私は二年前に両親を事故で失いました
その時はすごく落ち込んで、
何もやる気が出なかったんです。
死のうかとも思いました
そんな時でした。
落ち込んでいる私を、仕事場の一つ下の男性が
ある店に連れていってくれたんです。
普段は、すごく寡黙な人が
私の手を引いて
・・・
そこは、デリカップという喫茶店でした。
そこで彼は、私に「どんぶりパフェ」を
頼んでくれたんです。
それはそのお店オリジナルのパフェで、
どんぶりほどの容器に入っている
フルーツパフェでした。
そのパフェを口にしたとき、
私の心になんとも言えない思いが広がりました
今まで落ち込んでいたのがうそのように
私の心が晴れ上がったのです。
この時初めて、パフェのやさしさ、温かさ、
そして、愛に触れました

そして、彼の想いにも・・・・・
その彼が今の主人です。
今では、毎日彼に私の愛のこもったパフェを作るのが
日課です」

報告例2 又村毅さん(20歳 独身)
「僕は高校生の頃、周りに迷惑ばかりかける
いわゆる「不良」でした。
けんか、かつあげ、万引き、
なんでもやりました

そのころの僕は、自分で何がしたいのか分からず
ただただ荒れていました
そんな時でした。
僕の行き付けだったビックディップという喫茶店で
そこのマスターが突然、
僕に一つのメニューを出しました。
それが、「ビックディップパフェ」でした。
普通の1.5倍ほどのボリュームがある
バナナパフェでした。
それを口に含んだとき、
僕の心の中で何かが弾けました
なんだか、もやもやとしたものが
晴れていくようでした

今までの自分が恥ずかしくなりました。
同時に、僕には一つのやりたいことが出来ました
今では、その喫茶店で
マスターの元、おいしいパフェを作るために
勉強中です

将来、自分のパフェ店を作るのが夢です
あの時、僕は確かにパフェの温かさに触れました
パフェに励まされたような気がしました
パフェは僕に、新しい人生を与えてくれました

この話を聞いて、貴方もパフェの魅力が分かりましたか?


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