喫茶ファンタジアン〜

マドカ「ただいま〜」
   「あれっ?ドアに何か挟まってる」
   「手紙?,なんだろう?」
   「明日の夕方5時に”夕日の公園”で待ってます,だって」
   「・・・・・」
   「えっ?これって・・・・」

〜オープニング「Twin Memories」〜

「マドカへのラブレター!?」

次の日,デザート中学放課後〜

マドカ 「どう思う?パステル?」
パステル「やっぱり告白なんじゃない?」
マドカ 「そうかな?う〜ん」
パステル「でもこの手紙名前書いてないよね」
マドカ 「そうなの〜。名前が書いてないんだよね」
パステル「誰なんだろう?この学校の生徒かな?」
マドカ 「う〜ん」
パステル「で,どうするの?行くの?」
マドカ 「え?う,うん」
パステル「で,告白されたらどうするの?」
マドカ 「え?う〜んどうしよう,断っちゃうかも」
パステル「なんで?もしかして他に好きな人とかいるの?」
マドカ 「え?い,いないよ」
パステル「ふ〜ん,どもるところが怪しいぞ,ほれほれ素直に白状しなさい」
マドカ 「そういうパステルはどうなの?好きな人いるの?」
パステル「え?う,うん私もいないよ」
マドカ 「え〜,でもパステルもてるじゃない?」
パステル「え?わたし全然もてないよ?」
マドカ 「むかっ」
パステル「え?なんか言った?」
マドカ 「ううん,なんでもない」
パステル「じゃあじゃあ,誰か気になる人とかいるの?」
マドカ 「え?う,うん」
パステル「誰,誰?」
マドカ 「う,うん,・・・・・ライト君」
パステル「え?・・・・・お兄ちゃん?・・・なんで?どこがいいの?」
マドカ 「一生懸命頑張ってるとことか・・・パステルはライト君のことどう思ってるの?」
パステル「え?・・・無神経でバカでどうしようもない,かな?」
マドカ 「ふ〜ん、じゃあなんとも思ってないんだ〜」
パステル「え?う、うん・・・・」
マドカ 「へ〜、ほ〜」
パステル「なによ〜マドカ〜,今はマドカの話でしょ?」
マドカ 「う,うん」
パステル「で,どうするの,そろそろ行かないと間に合わないよ」
マドカ 「うん,とりあえず行ってみる」
パステル「わたしもついていこうか?」
マドカ 「うん,お願い」

夕日の公園〜

マドカ 「ホント,誰なんだろう?ホントに告白なのかな?」
マドカ 「あっ,そろそろ公園が見えてきた」

・・・・

マドカ 「え?ライト君?」
パステル「え?お兄ちゃん?」

ライト 「お〜,マドカ来たか?」
マドカ 「あの手紙出したのってライト君なの?」
ライト 「へ?」
パステル「話があるからって」
ライト 「あ〜,それと関係してるかもしれない手紙預かってるんだ」
マドカ 「え?手紙?」
ライト 「これ,ここにマドカが来るから渡してくれって」

 「マドカさん,自分から呼び出しておいていけなくてごめんなさい。
  ファンタジアンでもらったクッキーのお礼がしたかったんですけど,
  実は僕はもうすぐ引っ越してしまうんです。だからその前にどうしても
  お礼がしたくて。でも今日急に都合で早く出発しなければならなくなってしまいました。
  ・・・・・・・・・
  あんなに美味しいクッキーをもらってうれしかったです。
  どうかいつまでも美味しいクッキーをつくって下さい。」

マドカ 「ライト君,これ誰から預かったの?」
ライト 「ん?ああ,小学生高学年くらいの男の子だった。」
マドカ 「う〜ん」
パステル「ごにょごにょごにょ(どうだった?告白だったの?)」
マドカ 「(う〜ん)」
マドカ&パステル「(ごにょごにょごにょ)」
ライト 「さっきからひそひそ話して〜、なんだよ〜?」
マドカ 「ううん、なんでもないよ」
パステル「お兄ちゃんには関係ないの!」
ライト 「え〜なんだよ〜,教えてくれよ〜」
マドカ&パステル「何でもないよ〜」

〜エンディング「海底のお散歩」〜




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