ワルモン「ははは,シナモンよ,今度のメカはすごいぞ〜今度こそツインビーチームを倒し
全世界のバカ者どもに誰が世界一なのかを思い知らせてやる!」
ザコビー「ご主人様,今回は自信満々だワルね」
ワルモン「そうだ,ザコビー,今回は資金があまり余っとったからな〜
これも深夜バイト掛け持ちして貯めに貯めた結果だ〜,う〜辛い日々であった」
ライト「まったくワルモン博士、しょうこりもなく〜、いくぞパステル!」
パステル「OK!お兄ちゃん!」
ミント「バブ、バーブ」
グインビー「どんな攻撃があるかわからないから気をつけろって言ってるビ」
ライト「平気、平気」
ワルモン「こしゃくなツインビーどもめ〜、今日こそ思い知らせてやる〜
デビルスパイク!」
ライト「うわ〜」
パステル「お兄ちゃ〜ん!、やったわね〜リボンアタッ〜ク!!」
ワルモン「あ〜、右腕を切り落としおった。これでは攻撃できん、やむをえん、
ザコビー出直しだ!」
ザコビー「ワルワル」
パステル「どうやら撃退したようね、お兄ちゃん大丈夫?」
ライト「・・・・」
パステル「どうしたの?お兄ちゃん、どこか怪我でもしたの?」
ライト「え〜っと、すみませんあなたは誰ですか?」
全員「へ!?」
〜オープニング「Twin Memories」〜
「ライトの記憶喪失!?」
パステル「お兄ちゃん,何ふざけてるの?」
ライト「と言ってもですね」
ツインビー「口調が変わってるビ、どうしたビ?ライト?」
ライト「このメカ喋るんですね、不思議だな」
ツインビー「ライト!おいらのことも忘れちゃったビか?」
パステル「ともかく研究所の戻りましょう、ツインビーお願いね」
〜シナモン研究所〜
パステル「ただいまーシナモン博士いる?」
シナモン「おぉ、よくやってくれた」
パステル「博士、それが大変なことになっちゃって」
シナモン「ん?どうしたんじゃ?」
パステル「それが、お兄ちゃんが変なの。ワルモン博士の攻撃を受けた後記憶を無くしちゃったみたいで」
シナモン「なんと!ライトが記憶喪失!ワルモンの攻撃を受けたときに頭でも打ったんかの〜」
パステル「どうしたらいいかな?博士?」
シナモン「頭を打ったことによる一時的なものなら良いが今は何とも言えんのぉ。」
ツインビー「頭を打って記憶がなくなったんなら,もう一度ショックを与えればいいんじゃないかビ?
よ〜し,オイラのピコハンマーで!」
シナモン「よすんじゃ,ツインビー」
パステル「お兄ちゃん、ホントに何にも思い出せないの?」
ライト「自分の名前だけはわかるんですが、後は・・・」
パステル「お兄ちゃんはこのツインビーに乗ってどんぶり島の平和を守ってきたのよ」
ライト「僕がこのメカに乗って・・・」
ツインビー「おいらを完全に忘れちゃったビか?」
ライト「ごめんね、ツインビー」
シナモン「まあ二人とも、今日はそっとしておこう」
パステル「お兄ちゃん・・・・・」
翌朝〜
ライト「おはようございます」
パステル「どう?お兄ちゃん、何か思い出せた?」
ライト「すみません、全然」
パステル「どうしよう?博士?」
シナモン「ともかく学校に行ってみるのがいいかもしれんの。いろんな人
と話すうちになにか思い出すかもしれん」
パステル「わかった、じゃあ行きましょ、お兄ちゃん」
パステル「行って来まーす」
デザート中学〜
ホワイト「おはよう、ライト!」
ライト「この人は?」
パステル「ホワイト君よ、クラスメートで友達なの」
ホワイト「どうしたんだ、ライト」
パステル「ホワイト君、実はね、・・・・」
ホワイト「え〜、記憶喪失!?何にも思い出せないの?」
パステル「自分の名前以外全部思い出せないらしいの、で、学校でみんなと
話せば何か思い出すかな?と思って」
ホワイト「そっか〜、じゃあ早く教室に行こう」
クラスメート全員「え〜、記憶喪失!?」
パステル「そうなの、大変なことになっちゃって」
マドカ「ライト君、あたしのことも忘れちゃったの?」
ライト「ごめんなさい、思い出せないです。」
マドカ「そっか、じゃあマドカ特製のクッキーを食べたら思い出すかな?」
パステル「えっ?それは・・・・」
アップル先生「は〜い、席について、授業始まりますよ」
ホワイト「先生〜、ライトが記憶喪失になっちゃって大変なんです」
アップル先生「え〜、どういうこと、パステルさん」
パステル「実はかくかくしかじかで・・・」
アップル先生「そう、大変ね〜、病院にはつれて行ったの?」
パステル「いえ、まだ。とりあえず様子を見てみようと思います」
アップル先生「そう、わかりました。それではいつもどおり授業をはじめます。
では34ページを開いてください。」
放課後〜
パステル「結局今日も何も思い出せなかったね」
ライト「ごめんなさい、迷惑をかけて」
パステル「ううん、いいのよお兄ちゃん」
ライト「パステルさんはやさしいですね」
パステル「えっ?なんかお兄ちゃんに言われると変な感じがするな〜」
・・・・・
パステル「日常生活は体で覚えてるんだね?」
ライト「そうですね、何かしようと思うと体が動きます。」
・・・・・
ライト「ねえ、パステルさん一つ聞いてもいいですか?」
パステル「うん?何、お兄ちゃん」
ライト「パステルさんは僕のことお兄ちゃんって呼んでいますが僕達って
兄妹なんですか?」
パステル「ううん、昔からなんとなくそう呼んでるの。」
ライト「・・・パステルさん」
パステル「何?どうしたの?」
ライト「えっ?いやパステルさんが・・・・・」
パステル「何?わたしがどうしたの?」
ライト「こんなにかわいくてやさしいパステルさんが僕の・・・」
パステル「??」
ライト「僕の恋人だったらいいのにな〜って」
パステル「えっ!?えっ!?え〜っ!?」
ウインビー「こんなとこにいたビ、パステル!」
パステル「どうしたの?ウインビー」
ウインビー「ワルモン博士のメカがまた攻めてきたビ」
パステル「わかったわ、行こうウインビー」
ライト「待ってください!」
パステル「どうしたの?お兄ちゃん」
ライト「僕も、僕も行きます!」
パステル「えっ?でも・・・・」
ライト「僕も何か役に立ちたいんです。」
パステル「わかった、ツインビーお兄ちゃんをよろしくね」
ツインビー「わかったビ」
ワルモン博士「はははははは、この前は不覚を取ったが今回はそうはいかんぞ〜」
パステル「この前と同じ結果にしてあげるわ〜、リボン!アタ〜ック!」
ワルモン「ははははは、同じ技がきくと思ったか!!、今度はこっちから行くぞ〜、
デビルスパイカー」
パステル「きゃあ〜」
ライト「あぶない、パステルさん!!、うわ〜」
パステル「お兄ちゃん〜!!」
ライト「痛って〜、ワルモン博士!よくもやったな、おい!パステル!反撃だ!」
パステル「えっ?お兄ちゃん?記憶戻ったの?」
ライト「何わけわかんないこと言ってんだよ、行くぞ!」
パステル「う、うん。わかったわ」
ライト「そりゃあ〜飛んでけ〜」
パステル「きゃ〜、なんで私を投げるのよ〜」
ワルモン「ぎゃ〜」
ザコビー「ワルワル、ご主人様これではもう無理ワル」
ワルモン「しかたがない、退却だ!」
ザコビー「ワルワル」
パステル「お兄ちゃん!記憶が戻ったんだ」
ライト「だから〜さっきから何言ってんだよ」
パステル「何にも覚えてないんだ?」
ライト「だからどうしたんだよ〜」
パステル「昨日からさっきまでお兄ちゃん、記憶喪失だったんだよ」
ライト「は?記憶喪失〜」
パステル「もうこっちは大変だったんだから」
ライト「そうか、悪かったな、迷惑かけたみたいで」
ライト「で、何か変わったことあったか?」
パステル「えっ!?ううん、何にもないよ、何にも」
ライト「そっか、あ〜腹減ったな〜帰って飯にしようぜ〜」
パステル「うん、わかった」
パステル「(でも記憶が戻る前に言った言葉はお兄ちゃんの本心だったのかな?)」
パステル「(きゃ〜、あせあせ)」
ライト「何やってんだよ〜、パステル先行くぞ!」
パステル「えっ、あ〜、待ってよ〜お兄ちゃん〜」
〜エンディング「海底のお散歩」〜
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