2002年
11月
【芸術至上主義文芸学会秋季大会】
(日時)2002年11月30日(土)午後14:00〜
(場所)大正大学 巣鴨校舎3号館2階323号
(発表)
特集〈メディア新時代と文学〉
(講演)メディア新時代と文学……秦恒平氏
(研究発表)電子メディアと文学 ―三島由紀夫研究の場合を中心に―……高寺康仁氏
10月
【日本近代文学会秋季大会 】
(日時)2002年10月26日(土)・27日(日)
(場所)日本女子大学(JR目白駅または地下鉄有楽町線護国寺駅下車徒歩、または目白駅よりバス)
(発表)
<26日(土)14:00〜>
・〈毒婦〉の身体性―『高橋阿伝夜刃譚』をめぐって―……北原泰邦氏
・佐多稲子の小説にみる抵抗表現の変化―昭和一七年を中心に―……小林美恵子氏
・「戦後」文学の基盤形成……横手一彦氏
<27日(日)10:00〜>
・「巡査の居る風景」論―中島文学の出発点―……安福智行氏
・坂口安吾「真書 太閤記」論―受容と創造をめぐって―……原卓史氏
(特集 太平洋戦争とメディア)
・沖縄戦とメディア……大野隆之氏
・軍事力は虚像に支配される……林淑美氏
・演劇と太平洋戦争……林廣親氏
(講演)
・グランド・ゼロに立って……林京子氏 司会 黒古一夫氏・長谷川啓氏
【和歌文学会第48回大会】
(日時)2002年10月26日(土)・27日(日)
(場所)日本大学文理学部(京王線下高井戸・桜上水駅、世田谷線下高井戸駅下車徒歩8分)
(発表)
<26日(土)14:10〜17:40>
(公開講演会)
・現代文学における定型の問題……笠原伸夫氏
・古今集の成立をめぐっての私見……秋山虔氏
<27日(日)9:30〜15:40>
・『詞花和歌集』の一考察―一首歌人をめぐって―……千葉篤胤氏
・『蜻蛉日記』の引歌表現―鳴滝籠りの景物描写をめぐって―……斎藤菜穂子氏
・『拾遺集』作者名表記の信頼度……金石哲氏
・歌合判詞の「ふるき歌」をめぐって……鳥井千佳子氏
・斎藤茂吉「おひろ」の構想と表現……足立匡敏氏
・賀茂真淵の古今集……鈴木健一氏
・「夏刈」「夏雁」「夏狩」考―後拾遺集二一九・源重之歌の享受―……安井重雄氏
・『新古今和歌集』序の成立……田渕句美子氏
【中世文学会秋季大会】
(日時)2002年10月26日(土)・27日(日)・28日(月)
(場所)中京大学(名古屋市営地下鉄八事駅下車)4号館3階431教室
(発表)
<26日(土)14:00〜16:30>
(公開講演)
・幸若家の伝承……服部幸造氏
・祭の生成過程―郡上大和町明建神社の場合―……島津忠夫氏
<27日(日)10:00〜12:00・13:00〜15:55>
・新出『曽我物語抜書』の性格……長友秀暁氏
・専修大学図書館蔵『諸社縁起発端』について……田中幸江氏
・中世の系図・相承と物語―系譜様式文芸論の試み―……大橋直義氏
・徒然草における論語の受容……曹景恵氏
・宴曲「三嶋詣」とその典拠……佐藤裕子氏
・『大橋の中将』と法華経信仰……中島美弥子氏
・『宝物集』の『大鏡』依拠について……岡田美穂氏
【中古文学会秋季大会】
(日時)2002年10月12日(土)・13日(日)
(場所)相愛大学(ニュートラムポートタウン東駅下車)南港講堂
(発表)
<12日(土)13:10〜16:50>
・『夜の寝覚』末尾欠巻部「ちご宮」再考―「伝慈円筆寝覚物語切」の一葉から―……米田明美氏
・『とりかへばや』における「うち語らふ」「語らふ」……安田真一氏
・『山路の露』二類本の派生について―独自本文の性格―……岡陽子氏
・『和泉式部日記』の性格と主題……藤川晶子氏
・為家本『土左日記』について……伊井春樹氏
<13日(日)9:30〜12:30・13:40〜15:40>
・柏木の猫の夢……藤井由紀子氏
・紫の上と浄土―御法巻の詠歌、「薪尽く」と「薪こる」を中心に―……並木由紀氏
・『源氏物語』紅梅巻について……縄野邦雄氏
・氷を持つ女一宮―「蜻蛉」巻における薫の垣間見をめぐって―……太田敦子氏
・善珠撰述仏典注釈書における漢籍の引用―『成唯識論述記序釈』をめぐる一考察―……河野貴美子氏
・三代集の「つつ留」について……栗田岳氏
・もう一人の如覚―『夫木抄』所載歌をめぐって―……兼築信行氏
6月
【物語研究会6月例会】
(日時)2002年6月15日(土)午後1:30〜
(場所)日本大学 文理学部 H408番教室(京王線下高井戸駅下車、徒歩10分ほど。)
(発表)
・『 源氏物語 』の《結婚》―「後身」という視座から―…… 米田真木子氏
・道真と是善……佐藤信一氏
5月
【日本近代文学会春季大会】
(日時)2002年5月25日(土)〜26(日)
(場所)専修大学神田校舎1号館3階303教室(地下鉄神保町駅またはJR・地下鉄水道橋駅下車徒歩5分)
(発表)
<25日(土)14:00〜>
・ゾラからモーパッサンへ―『あめりか物語』の受容をめぐって―……深津謙一郎氏
・谷崎潤一郎『卍』におけるテキストの生成―昭和初年代における〈方言〉意識の一側面―……宮崎靖志氏
・板垣鷹穂と〈機械〉……鈴木貴宇氏
<26日(日)10:00〜>
・木々高太郎と昭和10年代の日本探偵小説……横井司氏
・太宰治「I can speak」論―「聞えて来る」ものと語るもの―……萬所志保氏
・「文学」の近代化と博文館出版物の役割……鈴木貞美氏
・博文館の生成……浅岡邦雄氏
・勇士の肖像……酒井敏氏
【物語研究会5月例会】(通算273回)
(日時)2002年5月18日(土)午後13:30〜
(場所)日本大学文理学部 H408教室(京王井の頭線高井戸駅下車徒歩10程度)
(発表)
・『いはでしのぶ物語』―品宮の人物造型をめぐる一考察―……勝亦志織氏
・「父と子」に「母」はどう関わるか―『源氏物語』・桐壺巻を始発として―……中村成里氏
【国語学会春季大会】
(日時)2002年5月18日(土)〜19日(日)
(場所)東京都立大学
(発表)
<第一日目 13:30〜>
・シンポジウム(大学講堂大ホール)
テーマ…いま「国語学」を問い直す
誰のための「国語学」か……宇佐美まゆみ氏
世界に通用する「日本語学」……任榮哲氏
「科学」としての日本語学―戦前・戦中期の議論から―……安田敏朗氏
「国語史」でできるもの……小野正弘氏
司会清水康行 氏
<第二日目午前の部 10:00〜>
《A会場(教養棟210教室)》
・感情形容詞の意味・用法の変遷―「をかし」「おもしろし」を中心に―……黄龍夏氏
・改編本系『類聚名義抄』所収の「凌」字訓「コハシ」について
―〈恐ろしい〉意の文献初出に関する問題―……橋本行洋氏
《B会場(教養棟220教室)》
・話し言葉における長母音の短呼:『日本語話し言葉コーパス』を用いた音声変異の分析……前川喜久雄氏
・上代日本語の音韻論的最小対と条件異音をめぐって……青野順也氏
《C会場(教養棟230教室)》
・上代ミ語法の形容詞性……竹内史郎氏
・中古語のモノヲについて……衣畑智秀氏
<午後の部>
《A会場(教養棟210教室)》
・東京国立博物館蔵『雑兵物語』の本文と系統……浅川哲也氏
・『帝国議会衆議院議事速記録』に於ける東北地方出身議員の可能表現について……伊藤孝行氏
・熊本方言における「寂(サビ)ッシャシトル,高(タカ)シャシトル」という形式について……村上智美氏
・九州方言におけるラ行音の変異について―子音脱落説に対する反論―……金庸{王+玉}氏
《B会場(教養棟220教室)》
・日本借用語の近代中国への移入―梁啓超の役割について―……李運博氏
・中日両語の程度性と量性の表わし方について……時衛国氏
・藤岡勝二の言語観―系統論と国語国字問題をめぐって―……柿木重宜氏
・石塚龍麿と橋本進吉―上代特殊仮名遣の研究史を再検討する―……安田尚道氏
《C会場(教養棟230教室)》
・助詞の機能について―準体法との関連から―……荘司育子氏
・人称詞の中の対称代名詞に関する一考察……竹内直也氏
・「動詞+ない」形式の他動化と使役化……金熹成氏
・文の階層構造とテモ節の分布……丸山岳彦氏
<ポスター発表>
《D会場(教養棟205教室)》
・言語研究のための構造化テキストと検索支援システム
―「太陽コーパス」を例として―……山口昌也氏・田中牧郎氏
・「太陽コーパス」を使った近代語表現の通時的研究
―口語文体・可能表現・待遇表現について―……小椋秀樹氏・小木曽智信氏・近藤明日子氏
・中世における時間副詞について―「急に」・「直ぐに」を中心に―……山崎貞子氏
・『古今集遠鏡』の送り仮名……神作晋一氏
《E会場(教養棟206教室)》
・「ら抜き言葉」の使用率に影響する言語内的要因と外的要因……辛昭靜氏
・類似語分析―「しらずしらず・いつのまにか」についての考察―……石原洋子氏
・音調句からみた東京方言談話の対人的変異……斎藤有紀恵氏
<デモンストレーション(2会場で同時進行)>
《F会場(教養棟209教室)》
・大規模自発音声コーパス『日本語話し言葉コーパス』の仕様と作成
籠宮隆之氏・小磯花絵氏・小椋秀樹氏・山口昌也氏・菊池英明氏
間淵洋子氏・土屋菜穂子氏・斉藤美紀氏・西川賢哉氏・前川喜久雄氏
《G会場[AV棟視聴覚教室]》
・日本語情報の海外提供システム……横山詔一氏・熊谷康雄氏・エリク・ロング氏・米田純子氏
【中古文学会春季大会】
(日時)2002年5月11日(土)〜12日(日)
(場所)聖心女子大学 一号館四階400番教室
(発表)
<第一日目 13:40〜>
・紀貫之の「晴の歌」―素性法師歌との関わりから―……石井裕啓氏
・かち人の渡れどぬれぬえにしあえば―『伊勢物語』六九段の方法―……本田恵美氏
・<隠れ蓑>の物語史―見歩き・忍び込み場面から―馬場淳子氏
・高光と顕信―『大鏡』出家記事の再検討―中島俊博氏
<第二日目 9:30〜>
・二条院の池―光源氏と紫の上の物語を映し出す風景―李美淑氏
・『文机談』「大臣御女入内事」考―明石一族栄達の原点として―田中圭子氏
・玉鬘物語のおける<市>の作用―「九条」と「椿市」の空間を中心にして……金秀美氏
・「思う」表現の集積と空転―宇治十帖・中の君物語における思惟―石阪晶子氏
・『源氏物語』における大江朝綱の受容……佐伯雅子氏
・平安時代の「頼もしき人」とは……滝澤貞夫氏
4月
【和歌文学会関西4月例会】
(日時)2002年4月27日(土)午後14:00〜
(場所)奈良大学本部棟4階大会議室
(近鉄京都線高の原駅下車、バス奈良大学または学園前行き「奈良大学」下車)
(発表)
・歌語「まつかさ」考……當麻良子氏
・歴博本『西行物語』について……内田澪子氏
・近世和歌と連歌―『耳底記』を基点として―……大谷俊太氏
【物語研究会4月例会(通算272回)】
(日時)2002年4月20日(土)午後13:00〜
(場所)白百合女子大学3号館3201教室(京王線仙川駅徒歩10分程度)
(発表)
・『うつほ物語』空間の組織図……伊藤禎子氏
・栄花物語における母の問題機制……木村朗子氏
3月
【横光利一文学会第1回大会】
(日時)2002年3月30日(土)午後13:30〜
(場所)東洋大学白山キャンパス1号館1307番教室
(都営三田線白山駅または営団南北線本駒込駅下車徒歩5分)
(発表)
・『上海』における様々なる〈場〉の意味―「他者」を「表現」するということ―……金骭O氏
・係争する身体―『旅愁』の表象とイデー―……中村三春氏
・(講演)横光利一 ―〈経済〉を見る眼―……横光佑典氏
※詳しい情報等は「横光利一倶楽部」をご覧ください。
【物語研究会3月例会(通算271回)】
(日時)2002年3月23日(土)午後13:30〜
(場所 立教大学5号館 5401教室(JR池袋駅から徒歩10分程度)
(発表)
・徳川・五島本「源氏物語絵巻」絵合・松風……稲本万里子氏
・<合評会>高木信著『平家物語・想像する語り』(森話社)……報告者 猪股ときわ氏
1月
【物語研究会 1月例会(通算270回)】
(日時)2002年1月26日(土)午後13:30〜
(場所)日本大学文理学部 本館408教室(京王線下高井戸駅下車徒歩10分程度)
(発表)
・『浜松中納言物語』についての一考察……八島由香氏
・浮舟の山橘……井野葉子氏
【和漢比較文学会 第74回(東部)例会】
(日時)2002年1月26日(土)午後13:00〜
(場所)大東文化大学 大東文化会館四階大会議室(東武東上線東武練馬駅下車)
(発表)
・『徒然草』と周作人……潘秀蓉氏
・『徒然草寿命院抄』と本草書注釈……小秋元段氏
・五山文学における「和韻」について―絶海・義堂を中心に―……朝倉和氏
・中野逍遥と『燕山外史』―「狂残痴詩」を中心に―……杉下元明氏
【軍記・語り物研究会第342回例会】
(日時)2002年1月20日(日)午後13:00〜
(場所)法政大学市ヶ谷キャンパス80年館7階会議室(市ヶ谷駅または飯田橋駅より徒歩8分)
(発表)
・源平盛衰記の重衡―“非救済”の論理―……源健一郎氏
・異能の悪僧たち―延慶本平家物語の橋合戦を読む―……佐伯真一氏
【和歌文学会 1月例会】
(日時)2002年1月12日(土)午後14:00〜
(場所)東洋大学白山校舎1号館2階1205教室(都営三田線白山駅または営団南北線本駒込駅下車、徒歩5分)
(発表)
・和泉式部歌の表現……新井幸恵氏
・歌合と万葉集―院政期を中心に―……鳥井千佳子氏
・藤原隆信とその家集……樋口芳麻呂氏
※懇親会(発表修了後)