第2回目のアンケート(源氏物語について)の集計結果を公表したいと思います。
《有効回答数=25》
<Q> あなたの年齢は?
10代……10人 20代……14人 30代……0人 40代……0人
50代……1人 60代……0人 70代……0人
<Q> あなたの性別は?
男性……7人 女性……18人
※ 第1回のアンケート同様、10代・20代の方が圧倒的に多く、また女性の方が多い結果になりました。
<Q> はじめて『源氏物語』を読んだのはいつですか?
第1位(12人) 中学生の頃
第2位(5人) 小学生の頃
第3位(4人) 高校生の頃
※ ちょっとこの結果は驚きでした。僕の感覚では、高校生の頃が一番多いのではないかと思っていたのですが、意外にも小学・中学が多かったです。おそらくそれは、『あさきゆめみし』などのマンガが多く出版されていることもあるのでしょう。
<Q> 『源氏物語』を読んだ感想は?
第1位(5人) 難しい!
第2位(4人) 面白い!
第3位(3人) 深い!
※ やはり難しいという人が多かったようです。そして少し分かってくると今度は面白いになるのでしょう。他の解答にも「登場人物が多い」や「源氏ってダメな男」などという解答もありました。
<Q> 『源氏物語』を読むときはどの注釈書を使いますか?
第1位(4人) 『日本古典文学全集』(小学館)
第2位(2人) 『日本古典文学大系』(岩波書店)
第2位(2人) マンガ
※ やはりオーソドックスな注釈書が多いようです。ただマンガで読んでいる人は、もっと多いのではないかとも思います。
<Q> 『源氏物語』で好きな場面はどこですか?(具体的に)
第1位(4人) 若紫が雀が逃げたといって泣いている所
第2位(2人) 紫の上の最期
第3位(2人) 須磨・明石
※ 若紫の場面が教科書に掲載される程の人気場面ですので当然の結果なのでしょう。
<Q> 『源氏物語』で一番好きな登場人物は誰ですか?
第1位(6人) 紫の上
第2位(4人) 六条御息所
第3位(3人) 葵の上
※ 好きな場面でも人気があったように、紫の上が最も多かったです。ただ紫の上とは正反対(?)ととも思える六条御息所が2位に入りました。ちなみに僕の修士論文は六条御息所の人物論でした。
<Q> 『源氏物語』の人気の理由はなんだと思いますか?
第1位(4人) 現代にも通じる面白さ
第2位(3人) 読みの多様性
第3位(2人) 男女関係の儚さ・女性の気持ちが描かれているところ
※ この解答は様々でした。ただ現代にも通じるという意見はよく言われるところですね。また読みの多様性については、これが難しいという感想にも繋がってくるのでしょう。
<Q> このページで面白かった、もしくは参考になった項目はどれですか?
第1位(9人) 「掲示板」
第2位(8人) 「枝葉末節」
第3位(5人) 「源氏物語」
※ またまた僕の私的な日記が第2位に入ってしまいました……。かなり複雑です(苦笑)
ご協力本当にありがとうございました。