『縮約 日本文學大辞典』(新潮社)
『有職故実 上・下』 石村貞吉 (講談社学術文庫)
『ユリイカ 特集=宮沢賢治』 (青土社 S52・9)
『ユリイカ 特集=夢』 (青土社 S54・12)
『楊貴妃』 村山吉廣 (中公新書)
『要説 日本文学史』 伊藤正雄・足立巻一 (教養文庫 S52・3)
★『ユリイカ 特集=宮沢賢治』 (青土社 S52・9)
・詩
入沢康夫 かつて座亜謙汁と名乗つた人への九連散文詩(第六のエスキス)
・エッセイ
草野心平 賢治をめぐつての回想
中島健蔵 ある素朴な賢治観
宮本常一 宮沢賢治の亜流
谷川俊太郎 四つのイメージ
井上ひさし 日本語使いの達人としての賢治
黒井千次 ブドリとネネム
村上陽一郎 漱石と賢治
・共同討議
入沢康夫 天沢退二郎 林光 賢治童話の世界
・評論
高橋康也 不条理な祝祭劇
内村剛介 ホワイト・ホールのなかの時間
高橋英夫 修羅のことば
有田忠郎 <異界>をめぐるノート
河島英昭 修羅との別れ
安藤元雄 イギリス海岸にて
福島章 宮沢賢治の宇宙
草下英明 賢治について枝葉末節のこと
・エッセイ
別役実 私の銀河鉄道
水木しげる 動物や虫たちの話
豊田有恒 SFの日本回帰の指標・宮沢賢治
野呂邦暢 イワテケン
宗左近 賢治の別れ
会田綱雄 [雨ニモマケズ]
・評論
北川透 『農民芸術概論』
菅谷規矩雄 「星めぐりの歌」など
松本健一 修羅の消えるとき
川本三郎 ジョバンニの「孤独」
清水哲男 「決シテ嗔ラズ」
鈴木志郎康 宮沢賢治の「疾中」詩篇に立ち止る
中村文昭 宮沢賢治の謎と神秘
・研究
斉藤文一 気圏の成立
中山真彦 『グスコー(ン)ブドリの伝記』を読む
私市保彦 賢治童話の光と影
丹慶英五郎 『銀河鉄道の夜』雑感
栗谷川虹 未来形の挽歌
佐藤通雅 祈り
★『ユリイカ 特集=夢』 (青土社 S54・12)
・緑の林から鼠色の海へ……北村太郎
・夢の重み……鈴木志郎康
・夢をかたる人々……久保正彰
・中世人と夢……新倉俊一
・悪夢の画家……由良君美
・夢の物語・夢の記述……有田忠郎
・バシュラールの夢想……及川馥
・アデュナタの狂熱……高山宏
・夢と文学……加賀乙彦・清水徹
・変身譚の今昔……磯田光一
・夢招きの夢……高橋英夫
・夢の境界……田中美代子
・内部の遠方への旅……種村季弘
・夢の意識……秋山さと子
・江戸人の六つの夢……野口武彦
・ダリダリウスの夢占い……ゾラー
★『要説 日本文学史』 伊藤正雄・足立巻一 (教養文庫 S52・3)
・序説
・第一章 上代文学
一 時代の概観 二 上代の散文 三 上代の詩歌
・第二章 中古文学
一 時代の概観 二 和歌 三 物語 四 日記・随筆 五 歌謡
・第三章 中世文学
一 時代の概観 二 和歌 三 物語 四 紀行・随筆・文学評論 五 連歌 六 歌謡・狂言
・第四章 近世文学
一 時代の概観 二 国学と和歌 三 俳諧 四 小説 五 浄瑠璃と歌舞伎
六 狂歌と川柳 七 随筆
・第五章 近代文学
一 時代の概観 二 小説 三 戯曲 四 詩 五 短歌 六 俳句 七 随筆
・第六章 現代文学(その一)
一 時代の概観 二 小説および文芸評論(終戦まで)
・第七章 現代文学(その二)
一 時代の概観 二 小説および文芸評論(終戦以後)
・第八章 現代文学(その三)
一 戯曲 二 詩 三 短歌 四 俳句 五 随筆
・結び 日本文学の特質