4.「’94/04」イギリス&フランス

前回のイタリア旅行の時、「ロンドン」経由で帰国したとき空から見た「ロンドン」の町があまりに綺麗だったので、次回は是非「ロンドンに!」と言うことになりました。あの「リヴァプール」にも行って、えーとじゃあ、ついでにパリも回っちゃおう。と言うことで、「ロンドン」「パリ」6日間ずつの旅行になりました。(「リヴァプール」については「The Beatles」のページからどうぞ)

    「ロンドン塔」の隣の「タワー・ブリッジ」


初めての「ロンドン」は予想以上に、オシャレできれいな町でした。町中あちこちに広い公園が沢山あるし。泊まったホテルもオーヴァーブッキングの為、予定よりグレードの高い「セント・アーミンズ・ホテル」という素敵なホテルになりました。(こういう事もあるんですねー、しかも朝食は優雅なルームサーヴィスでした。)でも、男性も女性も、背がめちゃくちゃ高く、ちょっと圧倒される感じ。

バッキンガム宮殿の衛兵交代、ハロッズ、シンプソン、ウェッジウッド、コベント・ガーデン、マダム・タッソーの蝋人形館などガイドブックに載っているような有名な所、店、レストランはいくつか回りましたが、町全体の古い物と新しい物が見事に調和していました。


「バッキンガム宮殿」に向かう衛兵

まず忘れられないのが「ハイドパーク・ホテル」のアフタヌーン・ティー!
食べる物もとても美味しく量も凄かったですが、なんと言っても紅茶の美味しいことったら!あの紅茶の為にもう一度「ロンドン」に行きたいと思うぐらい美味しかった。
その後、他の所でも飲んでみたし、自宅でも色々工夫してみましたが絶対かないません。

それから、もうひとつ忘れられないものはミュージカルです。
「ハー・マジェスティズ劇場」で「オペラ座の怪人」を見たんですが、その素晴らしい事。初めてミュージカルの素晴らしさを感じて非常に感動しました。

またタクシーの運転手さんの応対がとても丁寧で(プライドを持ってやっているのが良く分かる)、世界に名高い黒い車もとても大きくて車内も広く、とても快適でした。

電車に乗って、郊外にある「マーロウ」にも出かけました。自然の中の本当に美しい町でした。
「The Compleat Angler」で昼食を食べたんですが、雰囲気と相まってとても美味しかったです。


「The Compleat Angler」の庭にて

美味しいと言えば、「カーナビー・ストリート」から路地を入った所にあったサンドイッチ屋さんがめちゃくちゃ美味しかったです。

それから、「大英博物館」も記憶に残ります。とても1日2日では回れない、ものすごい量の展示品が整然と陳列されてます。(なんと「Yesterday」など「The Beatles」直筆の歌詞のメモまでありました。)

ジミ・ヘンドリックスやストーンズも出演した、伝説のライブハウス「マーキー」にも行ってみたのですが、あまり面白そうではなかったので、ロンドン1のジャズクラブと言われる「ロニー・スコッツ・クラブ」に行き、僕でも名前を知っていたアメリカのピアニストの演奏を聴きました。(誰だったっけなー?)かなり盛り上がってました。ロンドンと言うとロックかと思っていたら、ジャズも結構盛んなんですね。

また、時間がなくて「パブ」に行きそびれたのが、悔やまれます。(次回は是非行ってみたいです)


さて、感動の「ロンドン」の後は、いよいよ「パリ」です。


見事なシャガール作の「オペラ座」の天井画

「パリ」もまあ、なんてオシャレで華やかな街なんでしょうか!
とにかくガイドブック片手に、あちこち良く歩きました。
「ロンドン」でも同様でしたが、町中のちょっとした店のフランスパンのサンドイッチが妙に美味しくて記憶に残ります。

「凱旋門」(パリのシンボルの一つ)。
「シャンゼリゼ通り」(思わず、オー!シャンゼリゼ〜と歌ってしまいました)。
「エッフェル塔」(悔しいけど東京タワーより美しいなあ)。
「サンジェルマン・デ・プレ界隈」(オシャレだけど、ちょっと庶民的な雰囲気もある)。
「ルーブル美術館」(モナリサやルノワールの生はすごいです)。


カミさんがしばらく動けなかった「モナリサ」

「モンマルトル」では「シャンソニエ」で初めて本場の生のシャンソンを聴きました。意外と明るい曲調の曲が多く、また(意味は分かりませんが)コミカルな感じの曲もありました。
「モンマルトル」には有名な似顔絵書き達が沢山いて、結構繁盛してました。

2つの「オペラ座」(バレーとダンスを見ましたが、前衛的と言っても良いくらいモダンな感じでした)。


「オペラ座」のチケット 
 

バスティーユの「新オペラ座」のチケット

それから現地の旅行会社に申し込んで古城で有名な「ロワール地方」にも行って来ました。かなり歩きますが、ロマンチックで個性的な古城を沢山見られます。


「ロワール」地方の古城の一つ

自分たちで電車を乗り継ぎ、「ベルサイユ宮殿」にも出かけました。目がくらむ程の豪華な作りには圧倒されました。

「ベルサイユ宮殿」の入り口

また、日本のホテルのフランス料理のシェフ達に聞いてお勧めの「ギイ・サボア」にも行って見ました。シンプルな内装ですが品が良く、盛りつけも味も素晴らしかったです。


ギイ・サボア氏と二人のヨッパライ

スペインやイタリアもそうでしたが、石の文化のヨーロッパを見ると重みを感じ圧倒されます。

また、日本でお世話になっている萬成さんの親友の菅さんがパリに住んでいらっしゃって、小さいけれどとても美味しいレストランに招待していただきました。どうもご馳走様でした。

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