2.「’10/02」伊勢神宮
以前から行きたい!と思っていた伊勢神宮にお参りする事が出来ました。
伊勢近辺の2日間の仕事の2日目の移動前の早朝に行ったのですが、何やら凄かったです。
伊勢神宮は単に「神宮」と呼ぶのが正しいそうです。

いつもなら移動時間ぎりぎりまで眠っているのですが、不思議や不思議、この日は朝6寺頃ピカッと目が覚めました。
荒れ模様の1日という天気予報通り、黒い雨雲が雨を降らせながら物凄い勢いで伊勢神宮の方から僕に向かって流れて来ています。行こうかどうしようか迷いながら雲を眺めていたのですが、「お出で!」と呼ばれている気がして行く決心をしました。
目覚ましシャワーを浴び、朝粥朝食を食べ、ホテルの人に傘を借り、案内図を貰って出発です。

まず外宮からお参りするのが大昔からの慣習との事で、ホテルから歩いて外宮へ。15分ほどで着きました。
入り口の鳥居が見える前から荘厳な雰囲気が漂ってきます。背筋が自然と伸びます。

神社と神道 神社オンラインネットワーク連盟HPにはこう書いてあります。
外宮におまつりされている「豊受大神」は「天照大神」のお食事をつかさどり、さらに衣食住ひいてはすべての産業の守り神です。
内宮の御祭神は私たちに命の本源を与えて下さいましたが、外宮の御祭神のお陰で私たちは生かされています。
なるほど〜


「表参道火除橋」と「第一鳥居」

「第二鳥居」をくぐり玉砂利の参道を5〜6分行くと、「豊受大神」をおまつりしている外宮「豊受大神宮」があります。

 

やはり並の神社とは違う何か、とてつもなく大きなパワー感じます。
この門の奥に御正殿があります。柵のすき間から覗いてみましたが、御正殿がちらっと見えました。

僕が最近はまっている「関 裕二」さんの本によると、日本書紀や古事記を精読し、各地の遺跡を研究すると、「豊受大神」は実は「神功皇后=邪馬台国の台与(トヨ)」ではないか?という事です。

外宮のお参りを終えてバスで内宮に向かいます。
雨が降っているのに妙に明るいです、ちょっと不思議な感じ。
道を渡った屋根のある所がバス乗り場です。

バスで20分ほどでしょうか、内宮入口に到着です。
この写真、変でしょう。
人やタクシーは普通に映っているのに、木の枝が妙ですね。
風はそれほど強くはありませんでしたよ。

内宮は外宮よりもかなり広いです。玉砂利の広い参道をしばらく歩きます。


「第一鳥居」

途中に五十鈴川の川岸に降りられる所があって、そこで手と口を浄めました。
静かな神秘的な川でした。

内宮「皇大神宮」に到着です。
写真は上では撮影禁止で石段の下から撮影するようにとの立て札がありました。


内宮「皇大神宮」は皇室と日本国民の御祖神「天照大神」をおまつりしています。
内宮の「天照大神」のパワーも物凄いものでしたが、外宮の「豊受大神」よりも穏やかで神秘性を強く感じました。

「関 裕二」さんの本によると、世界的に見ても太陽神はほぼ男性で、内宮におまつりされているのは実は男性神で「武内宿禰=浦島太郎=住吉大神=大国主神=etc、、、」ではないかという事です。

近くに新御敷地がありました。
「御正宮」の敷地は東西に2箇所あり、「式年遷宮」と言って社殿を20年に一度建て替えるそうです。
次回は平成25年に行われるそうです。
遷宮(せんぐう)とは新しい神殿を造り神さまにお遷りいただく事で、神宮では二十年に一度とする事を千三百年前に天武天皇がお定めになったそうです。


伊勢神宮のお参りを終え、気になる神社に20分ほど歩いて向かいました。
バスで外宮から内宮に行く時に、内宮に着く少し手前で「猿田彦神社」を通り過ぎたのです。
この神様の名前は(詳しくは知りませんが)最近読んでいる本に時々出てくるのです。
大昔の日本で重要な役割をした神様のようです。
意外と質素な神社でしたが、社殿は普通とは変わった作り方がされているそうです。


入り口


社殿

長い1日になりましたが、お参りできて本当に良かったです。
パワーを沢山いただいて帰りました。
伊勢神宮の空気はまた別物ですが、伊勢の町自体の空気が柔らかく感じ、どこか懐かしい雰囲気を受けました。
どうもありがとうございました。


伊勢市駅前



(おまけ)

伊勢市は最近unoのベースをお願いしている古野さんの故郷です。
そして古野さんのお兄さまが伊勢市でお蕎麦屋さんをされていると聞き、行ってきました〜
お蕎麦、メチャクチャ美味しかったです。
皆さんも伊勢に行かれたら、是非食べてみて下さいね。
  「遊行(ゆぎょう)」 住所.伊勢市河崎2-1-18  TEL.0596-27-3200
お兄さまは「ザ・職人」という雰囲気を持った方で、古野さんが音楽を始められたのはお兄さまの影響も大きいようですよ。
店内に作られたステージで年数回古野さんのライブを開いているとの事で、僕が訪れた3〜4日後にも古野さんのライブがありました。

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