26.「’08/08」小浜島〜ヴィラ・ハピラパナ
ポッカリ1週間暇になってしまったので急遽旅行を計画しました。
南の島に行きたくてバリ島も考えたのですが最近は燃油代がかかるそうで、調べてみたらツアー代金の他に2〜3万円もかかるとの事。じゃあ沖縄だ〜
今まで行った事が無い島にしようという事で石垣島からフェリーで45分の小浜島に決定。小浜島は「ちゅらさん」の舞台にもなった小さな島で、大自然と集落とホテル以外に何も無さそうな所が気に入りました。
ホテルは「ヴィラ・ハピラパナ」にしました。
結論、素晴らしかったです!
緑溢れる広〜い敷地に、小さな棟で一棟2階建ての4部屋、大きな棟で一棟3階建ての12部屋のホテルタイプの棟がいくつもあります。
敷地の奥には同じ経営の「アラマンダ」という一棟1部屋から4部屋のコテージタイプの高級ホテルもあります。一度見学に行きましたが、僕たちは「ハピラパナ」の雰囲気の方が断然好みでした。
さて、前もってホテルに問い合わせると小浜島では果物は買えないので石垣島で用意してきたほうが良いとの事でしたので、4〜5種類の果物と(こっそり)アルコール類も購入しました。バッグが大分重たくなってしまいましたが、これで準備万端。
石垣港から小浜島への高速フェリーで石垣島や竹富島を見ながら、しばしの船旅です。小浜島に到着すると各ホテルの送迎バスが待っていて、それぞれのホテルへ向かいます。
申し込む時に「海が良く見えて、静かな部屋で」とリクエストしてあったんですが、嬉しい事に海に一番近い棟の最上階の3階にしていただいて(スイートルームの隣です)テラスから海も良く見え、久々にぐっ〜すり眠らせていただきました。
部屋は調度品をバリ島から取り寄せたとの事で、アジアンテイストな雰囲気です。
広いテラスから緑と海が見えます
アメニティも中々
お風呂からも海が見えます
先ず、何と言っても星の多さと奇麗さに驚きました。初めてモルディブに行った時を思いだすほど奇麗でした。雲さえ無ければ広い空一杯の星を眺められ、流れ星も20〜30分に一回は見る事が出来ました。ただテラスからでは人工の灯も多く見にくいので暗闇に一歩入ると一層奇麗ですが、ハブがいるとの立て札もあったので気を付けた方が良さそうです。
また、朝食付きのプランだったんですが、お願いしてみるとブランチにしてもOKとの事、朝寝坊の僕たちにはとても嬉しい!
食事はホテルの食事もとても美味しいですが、より沖縄っぽい地元料理を味わえる地元のお店が何件かあります。そして、ほとんどのお店が送迎してくれます。混んでいると断られたりしますが。私たちもいくつか候補のお店を考えて行ったんですが、初日は先ず「さとうきび」というお店に行きました。このお店は入ると先ず「2,500円のセット・メニューで良いか」聞かれます。と言うか、セット・メニューしか無いのかも?
でも「はいむるぶし」で長年料理長をやっていたマスターがその日入った(マスターが釣った魚も)食材で作った洋食・和食・沖縄料理をミックスした料理たち、めちゃ美味しかったです!
テラスからアラマンダ方向を望む
2日目はゆっくり起きてブランチ。プールでノンビリしたあと、見学がてら島唯一の生演奏が聞ける「はいむるぶし」に出かけました。「はいむるぶし」は30年経っているとは思えない素敵な大きなホテルでした。東京や札幌でもライブをやられる男性の唄・おしゃべりはとても楽しく、特に小浜島に古くから伝わる島唄がとても良かったです。
この日は目指すお店の予約が取れず「ハピラパナ」のテラス・レストランでのビュッフェを食べてみました。料理の種類も多いし、期待以上に美味しかったです。
テラス正面の景色(遠くの島は石垣島)
3日目ものんびり起きてブランチ。プールでのんびりしようと思っていたら、何やら「お魚畑」というスノーケリング・ポイントに行くと魚が沢山見られるとの情報が。急遽アクティビティ・ショップに電話してみたら「この時間からでも大丈夫!」という返事。即予約して、ホテル〜港間の送迎バスでショップへ。後から聞いたらダ・バンプの元メンバーのおじいちゃんのショップでした。この80歳のおじいが凄くお元気でカッコ良く、おじい操縦のボートでかなりのスピードでぶっ飛んで「お魚畑」へ。モルディブほど魚がウジャウジャという感じでは無いですが、沢山のカラフルな魚達を見る事が出来ました。でも残念ながら沖縄のサンゴも大分やられていました。
1時間ほどのスノーケリングを楽しんだ後、今度はレンタ・バイクで島を半周しました。おじいのお勧めポイントの展望台に行きましたが、恐怖の長〜い階段が待っていました。運動不足の僕たちは息も絶え絶えにやっと展望台にたどり着きましたが、最高でした!
360度パノラマの素晴らしい景色で小浜島全体を見渡せ、西表島・石垣島・竹富島もすぐそこに見えます。
でも、疲れた〜!
次に別荘地に奇麗なビーチがあるらしいので行ってみました。
別荘地と言っても殆どの家が売りに出されていて失敗に終わってしまった様でしたが、ビーチは波も穏やかで奇麗な広い砂浜もありました。ここに素敵なホテルがあったら繁盛しそうなのに勿体ないな〜
途中でヤギが道に出てきたり、さとうきび畑の間を抜けたり、道を間違えて脇を通った小学校の子供たちに手を振ったり、と中々楽しいドライブでした。
この日は何としても地元の居酒屋に行こうとアチコチ電話をしてみると「やらます」というお店が夜10時なら席が空くとの事。生演奏を聞きながら時間をつぶそうと再度「はいむるぶし」へ。
ちなみに「ハピラパナ」「はいむるぶし」間はスタッフにお願いすれば無料で送迎してくれます。ありがたいサービスですね。「やらます」のスタッフには「はいむるぶし」に迎えに来てもらいました。
時間が遅い事もあり、観光客はいなくて地元の人たち(仕事を終えたホテルのスタッフらしき人たちも多数)で賑わっていました。地元産の食材を使った美味しい料理をお腹一杯いただきました。
テラスから左手を望む(遠くの島は石垣島)
あっという間に最終日。
ブランチを食べ、12時にチェックアウトした後、荷物をフロントで預かってもらいました。
帰りの飛行機を最終便にしたので、できる限りホテルでノンビリしようと、ホテルから5分ほど坂を下った所にあるビーチに行きました。かなりの遠浅なので満潮の朝の時間しか遊泳には適しませんが、長イスとパラソルがあって優雅な気分に浸れます。
ビーチでのんびりした後、石垣島に戻って買い物をし、港の真ん前にあるタクシーの運転手さんお勧めの「山海亭」で食事をしました。結構美味しかったですよ。
自然がたっぷり残っていて、島の人たち・ホテルのスタッフも温かい人ばかりでした。小浜島「ヴィラ・ハピラパナ」、お勧めです!
少し分かりづらいですが、手前の平らな島は竹富島、奥は石垣島
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