25.「’05/04」ハワイ島〜1〜
        
ハプナビーチ・プリンスホテル
初めてのハワイ島は日系航空会社の直行便で「ハプナ・ビーチ・プリンス・ホテル」を選びました。ホテルは部屋も広いし、1日一人1本ミネラルウォーターサービスがあり、アメニティも充実、コーヒーメーカーもあり、プールも広い、目の前は綺麗な白砂の海岸だし、と予想以上の良いホテルでした。プリンスも仲々やるなという感じです。
時期的なものか、日系ホテルなのに日本人は殆どいなくて外人ばかりでした。
また以前に来た時よりもハワイ全体が喫煙に大変厳しくなっていて、ホテル内も部屋は勿論(ラナイも含む)プール・レストランなど公共の場所は全て禁煙になっていました。まあ、何カ所かに灰皿は置いてありましたが。
さらにレンタカーまで禁煙になっていました。大きなショッピング・センター等でも所々喫煙所がありましたが、愛煙家は灰皿を求めてさまよう事になります。
入国審査も仲々厳しくて、二人に一人ぐらい写真を撮られました。身元もしっかり確認されているであろうスチュワーデスさんでも撮られている人がいました。

さて、レンタカーで空港の敷地を出ると、いきなり溶岩の大地が延々広がります。人類誕生以前の地球に来てしまったような不思議な風景です。


この右手には溶岩の大地が広がる

慣れない左ハンドル・右側通行で緊張しながらホテルに到着。
元々のパッケージ・ツアーでは部屋はパーシャル・オーシャンビューでしたが、優しそうなフロントのキャシーさんに良い眺めの部屋をお願いすると、何と最上階から一階下の8階オーシャンビューの部屋へ。ラッキー!
先ずは大変気持良いプールへ。ボーッと本など読み、プールバーでランチ。味は結構美味しいですが、餌を狙ってスッ飛んでくる鳥たちには要注意です。


エレベーター・ホールから庭を眺める


ビーチからホテルを眺める


毎晩生演奏のあるリーフラウンジ


ある日の夕焼け

夕方は近所のマウラナニ・リゾート内のキングス・ショップスで、ビールやジュース・パンなど買い込みました。
ホテルに帰ると心地よいハワイアンの生演奏が聞こえてきたので、眠い目をこすりながら席に着きました。ウクレレ・ボーカルの女性、ウッドベース・ボーカルの女性、ギター・ボーカルの男性の兄弟のトリオで、まあまあかな。結局最後まで聞きましたが、眠かった!長い1日だったなあ。

次の日は、同じ経営でお隣の「マウナ・ケア・リゾート」へ。20分間隔で無料のシャトルが走っていて、お互いのホテルで飲食も部屋付けに出来ます。


マウナ・ケア・リゾートの庭にいくつかあるハンモックで休憩

「マウナ・ケア・リゾート」は、かの「ロックフェラー」が建てたハワイ島初のリゾートホテルという話で、あちこちに東洋の骨董品が展示され(全部本物らしい)、もう随分年月も経っているだろうに古さを感じさせない仲々良いホテルでした。ビーチも素晴らしく、すぐ隣なのに波もこちらの方が穏やかでした。ビーチにパラソルを立てて貰い夕方までノンビリしました。


マウナ・ケア・リゾートのビーチ

夜は、車でコナの街へ行きましたが、ダーッと広い道が続いているので曲がる交差点が、特に夜は旅行者には分かりにくいです。
何とか目指す、ピザが美味しいと聞いていた「コナ・ブリュワリング・カンパニー」のある「ノース・コナ・ショッピング・センター」に到着。食べて帰るだけでは勿体ないのでコナの街を散歩。
途中であんまりお腹が減ったので、予定を変えて「Kona In」レストランに入りました。幸運な事に、波の音がすぐ側に聞こえる窓際の席に案内されました。
もろアメリカンな雰囲気のお店ですが、料理はとても美味しいです。担当のウェイターも、明るく盛り上げてくれるし、とても親切でした。
今回の旅行でのさとみ一押しのレストランです。

次の日は、噂に聞く「ボルケーノ」を見に行きました。
19号線と11号線をひたすら走る途中で「ロイヤル・コナ・コーヒー」に寄りました。
ここは仲々太っ腹で、無料で色々なコーヒーを試飲出来ます。日本人の女性店員もいるし、テラスからの眺めもとても良いし、灰皿もありますよ。


ロイヤル・コナ・コーヒーのテラス

「ボルケーノ」を目指して走っていると右手にもの凄い風景が。どうやら「サウス・ポイント」らしい。急遽、右折。途中に風力発電のプロペラを右手に見ながら20分ほどで到着です。


左手に牧場を見ながら進む

途中からかなりのガタゴト道で、後から聞くと、このガタゴト道は車の保険適用外との事、ヤバー。左右に断崖絶壁が続く素晴らしい景色でした。


何の機械だろ?

でも途中でちょっと入った脇道が、いきなり途切れていて崖になっていたりしたので要注意です。


恐る恐る崖をのぞき込むさとみ

安全運転で「サウス・ポイント」から2時間弱でボルケーノ公園の入り口に到着。
入り口で1台10ドルの入場料を払いますが、チケットは1週間有効との事です。
先ずは有名なホテル「ボルケーノ・ハウス」で昼食。1人14ドルのランチ・ビュッフェを食べました。種類は少ないですが仲々美味かったです。
ホテルは歴史を感じさせる温かい雰囲気で、ロビーに暖炉もあり、何よりスタッフが皆大変優しいです。


ホテルのエントランス


1年中火を絶やす事のない暖炉

何よりスカッと晴れていて、窓際のテーブルからキラウエアの噴火口全体が見えるのには感動しました。
森林破壊・大気汚染など人間は地球にヒドイ事を沢山してるけど、アチコチから白い噴煙が上がっていて、地球は生きているんだ!と感じさせられました。


雄大でした!

 
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